昔懐かしい肥後守をキャンプに持って行こう!

ナイフ

キャンプで使いたい!肥後守(ひごのかみ)を購入してみた!

昭和30年代生まれの人から上の世代には懐かしい「肥後守」と言うナイフを手に入れました。

私が小学生だった頃、学校に行く時も、遊びに行く時もいつもポケットに忍ばせ鉛筆を削ったり、小さな竹を削って竹トンボなどの遊び道具を作ったりと毎日の様に使っていました。

当時は、この「肥後守」だけは持っていても特に怒られた記憶はありません?

現在だったら、小学生がナイフを持ち歩いていたら完全にアウトでしょうけど!(小学生で無くてもNGですね)

なぜ「肥後守」と呼ばれるのか、明治27年ごろ金物問屋『重松太三郎氏』が鹿児島から持ち帰ったナイフを元に、携帯できるよう「チキリ(尾)」をつけて刃と柄を折りたためる構造を考案したと言われています。

当時取引先の多くが九州南部(主に熊本)だったことから製品名を『肥後守ナイフ』として販売したところ、現地で好評を得て販売数が大幅に増加したと言うことです。

当初兵庫県三木市には、「肥後守」の商標を使える製造業者が多数あったよですが、現在は、「永尾かね駒製作所」の一社だけとなっています。

明治27年(1894年)に初代駒太郎さんがナイフ製造を始めてから、五代目の永尾光雄さんへと百有余年「肥後守」作りの技術が受け継がれています。

販売数は、気軽に安全に使える鉛筆削り器やカッターナイフなどに押され、また子供に刃物を持たせない運動などにより激減しております。

昨今のキャンプブームにより、フランスのナイフメーカー「オピネル」と言う折りたためるナイフが評判を呼んでいる様ですが、和製オピネルと言うことでLOGOSとコラボした「肥後守」が販売されている様です。

こちらも製造元は当然「永尾かね駒製作所」です。

「肥後守」には青紙割込と言う製造法で作られた高級品も存在します。

青紙割込とは、軟鉄と青紙が三層になっている複合材を鍛造、焼き入れしてあります。 芯鋼には青紙を割り込んであり、鍛造してますので切れ味はすごくいいです。

「肥後守」も高級品になると桐箱に入っていまして、大きさや素材で違ってきますが、価格は数千円から1万円を超えるものまであります。

青紙とは、日立金属安来(やすぎ)工場が生産する刃物鋼材です。

さらにその中でも青紙2号、青紙1号、青紙スーパーといったように、炭素の含有量に応じたグレードが存在します。

刃物の素材である炭素鋼は、炭素の含有量で硬さが変わります。

固くなれば切れ味は良くなりますが、欠けや割れといった不具合が生じやすくなります。

黄紙2号から不純物を取り除いたのが白紙2号、そこから炭素の含有量を増やせば白紙1号、そして白紙2号にクロムとタングステンを加えたのが青紙2号という感じで、それぞれ「中身」が微妙に違います。

製造現場では、製品が混同しないよう青い紙や白い紙を収納箱に貼って区別するそうですが。これがそのまま、製品名になっています。

今回、私が購入しましたのは「肥後守 青紙割込 特大」の桐箱入りです。

柄に4代目「永尾元佑」氏の銘が刻印されている肥後守 特別手造りモデルです。

特別手造りは刃厚が通常の肥後守より少し厚く成形されています。

刃は硬い青紙鋼を軟鉄で挟んだ割込構造となっており、全鋼構造と比べて割れや折れに強いのが特徴。V字型の両刃となっているため、利き手に関係なく左右どちらでも使うことができます。

肥後守には大きい順に特大、大、中、豆などが存在し、購入した物は「特大」のサイズになります。

肥後守のようなのナイフはいくつかありますが、登録商標をされた商品だけ肥後守と銘を付けられます。

詳細は
ハンドルカラー 真鍮
サイズ 全長 約217mm、閉時 約120mm
ブレード長さ 約97mm
刃厚 約4mm
重量 約107g
ブレード材質 青紙 割込み
となります。
#肥後守 #キャンプ #ナイフ

MY GEAR
メインカメラ:SONY FX-3
サブカメラ: Canon EOS80D
単焦点レンズ:SONY FE20mm F1.8
広角レンズ: Canon EFS10-18mm
ズームレンズ: Canon EFS18-135mm
マイク: SONY ECM-MS2RODE WIRELESS GO
ドローン: DJI Mavic mini
アクションカメラ: GoPro hero8-black
メインコンピューター: MacBook Pro (15-inch)
編集ソフト: Final Cut Pro

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